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パワーリハビリ・デイサービス「サバティ」神奈川秦野中井店のブログ

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自由研究

こんにちは、飯田です。

日本には先進国で最も多い約500万人以上の認知症の方がいますが、認知症対策が
国家戦略として位置付けられたのは2015年。

フランス→2001年
イギリス→2009年
オランダ→2004年
オーストラリア→2006年
アメリカ→2011年

といったように日本は1番遅れています。

1人あたりの予算に関しては、フランスの40分の1しかないそうです。

また、欧米諸国と日本の違いは認知症の方を精神科病院に入院させるか否か。

日本では5万人以上の認知症患者が長期的に精神病院に入院して、それが「病院に
閉じ込めている」と国際的な批判の対象にもなっています。

認知症は心の病気ではありません。

世界のスタンダードは
「認知症を抱えながらも地域で暮らし続けられるよう支援すること」

環境の変化が苦手な認知症の方には、住み慣れた場所でいつも通りの生活を送る
ことが重要なポイントになります。

アメリカでは認知症がどんな状態になるのかを実際に体験できるプログラムがあり、
それを体験した人はあまりもの不安感でパニックになり発狂して泣き叫んでしまうそう
です。

病気で脳が萎縮する事により、昨日まで出来た事ができなくなり、わからなくなり、視野
も狭く、音も聞こえづらくなる。

その感覚はどれほどの恐怖があるのでしょう。

そんな時に「何でできないの?何やってるの💢」と否定的な言葉を浴びせられたら、、、

塞ぎこんでしまったり、さまよってしまったり、何か大切な物を盗られた心理になったり、
不安で何度も同じ事を言ってしまったり、言葉が荒くなったり、防御の為に手や足がでて
しまう事すらあるかもしれません。

それらは行動心理症状と言って認知症の方の言葉にならない意味のあるメッセージが
隠されています。

大切なメッセージを理解できれば厄介な副作用の心配がある抗精神薬を飲まなくても
行動心理症状が改善したといったデータも多くあります。

365日24時間一緒に過ごす家族は綺麗事ばかりは言っていられません。

上手に支援サービスを受け気分転換しながら何のメッセージか?考えてみてはいかが
でしょう?

困っている事を吐き出す事も大切です。地域の認知症カフェなどに参加して同じ悩みを
もつ方々と話してみてはいかがでしょう?

そもそも日本は認知症問題への取り組みが遅れているのですから、困難をきたしてしまう
のも仕方ありません。

早く世界のスタンダードが広まり、認知症の方とそのご家族にとって住みやすい環境が
整いますように。

何より私達ひとりひとりが他人事ではなく当事者意識を持ち、認知症の方を差別や偏見
なく、自然に受け入れる事が暮らしやすい地域を作る近道かもしれません。
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